当社では、お客様に安心・安全なバス輸送サービスをご提供するため、安全教育・乗務員研修を継続的に実施しています。
このたび、ORS株式会社との合同研修として、栄町消防本部のご協力のもと、普通救命講習および貸切バス・スクールバスの運行を想定した実践的な安全研修を実施いたしました。
本研修では、心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)の基本手順をはじめ、AED(自動体外式除細動器)の正しい使用方法について、講義と実技の両面から学びました。また、実際のダミー人形を使用した反復訓練を行うことで、万が一の緊急事態にも冷静かつ迅速に対応できるよう、救命技術の習得を図りました。
さらに、貸切バス特有の狭い車内空間で負傷者が発生した場合を想定し、限られたスペースでの救助活動や乗客の安全確保、混乱を最小限に抑えるための初動対応についても実践的な訓練を実施しました。現場で求められる判断力や連携の重要性を改めて確認することができました。
スクールバス運行を想定した訓練では、小児への心肺蘇生法やAEDの小児モード・小児用パッドの使用方法についても学習しました。成人とは異なる救命処置を理解し、児童の安全を守るために必要な知識と技術を身につける貴重な機会となりました。
研修の最後には、ORS株式会社の運行管理者・乗務員との意見交換会を実施し、各社が取り組んでいる安全対策や日頃のヒヤリ・ハット事例、運行現場での課題について情報共有を行いました。他社の取り組みを学ぶことで、新たな気付きや改善のヒントを得ることができ、業界全体の安全性向上にもつながる有意義な時間となりました。
今回の研修を通じて、貸切バスやスクールバスの運行に即した救命対応への理解がより深まるとともに、緊急時には知識だけでなく、日頃からの訓練の積み重ねが何より重要であることを再認識しました。
当社では、今回習得した内容を社内マニュアルへ反映するとともに、定期的な実技訓練や安全研修を継続して実施し、全社員の安全意識と対応力の向上に努めてまいります。これからも、お客様一人ひとりに安心してご利用いただける輸送サービスの提供を目指し、安全を最優先にした運行体制づくりを推進してまいります。






